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経済産業省提唱の社会人基礎力とは?
社会人基礎力の身につけ方

「社会人基礎力」という言葉をご存じでしょうか。経済産業省が提唱する社会人基礎力は、産学の有識者 による「社会人基礎力に関する研究会」において、2006年2月に定義されました。今回は社会人基礎力の 定義と社会人基礎力を身につけ方をご紹介します。

◆社会人基礎力とは


社会人基礎力とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のこと です。社会人基礎力は、以下の3 つの能力と12の能力要素から構成されます。

・前に踏み出す力(アクション)

前に踏み出す力(アクション)とは、「1歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」のことです。以下の3つ の能力要素を含み ます。

・主体性:物事に進んで取り組む力 ・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力 ・実行力:目的を設定し確実に行動する力

・考え抜く力(シンキング)

考え抜く力(シンキング)とは、「疑問を持ち、考え抜く力」のことです。以下の3つの能力要素を 含みます。

・課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力 ・計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力 ・創造力:新しい価値を生み出す力

・チームで働く力(チームワーク)

チームで働く力(チームワーク)とは、「多様な人々と ともに、目標に向けて協力する力」のことです。以下の6 つの能力要素を含みます。

・発信力:自分の意見を分かりやすく伝える力 ・傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力 ・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力 ・情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解 する力 ・規律性:社会のルールや人との約束を守る力 ・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力





◆社会人基礎力の身につけ方


・前に踏み出す力(アクション)の身につけ方

内閣府の「平成26年版子ども・若者白書」によると、日本の若者の自己肯定感は諸外国と比較して低い傾 向にあります。

自分自身に満足しているという若者(13~29歳)が日本では45.8%に過ぎませんが、他国では7割以上の 若者が満足していると回答しています(韓国71.5%、アメリカ86.0%、イギリス83.1%、ドイツ80.9%、 フランス82.7%、スウェーデン74.4%)。 また、自分には長所があると答えた若者の割合について、日本は調査対象国中最下位でした(日本68.9%、 韓国75.0%、アメリカ93.1%、イギリス89.6%、ドイツ92.3%、フランス91.4%、スウェーデン73.5%)。

前に踏み出す力を身につけるためには、自己 肯定感(自分を肯定する感情)を高めることが有効です。自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を 積み重ねてもらいましょう。 初めは簡単な課題を与え、徐々に課題の難易度を高くします。達成できたことは記録しておき、後で振り 返ることができるようにすると効果的です。

・考え抜く力(シンキング)の身につけ方

考え抜く力を身につけるためには、問題 を発見してから解決するまでの一連の流れを経験することが重要です。「現状を観察することから問題を発 見する」「問題が生じる原因や影響を考え、解決策を出す」「問題解決までの予算やスケジュールなどを計 画し、実施後の評価や振り返りを行う」という経験を積むことが、考え抜く力を身につける1番の近道です。

・チームで働く力(チームワーク)の身につけ方

チームで一丸となって何かを成し遂げるという経験は、チームで働く力を身につけるためにプラスに働きます。新人研修ではグループワークがよく行われており、チームで1つの目標を達成する経験を通じて、自分 の意見を分かりやすく伝え発信力や相手の意見に耳を傾ける傾聴力などを鍛えています。

◆おわりに


企業が求める人材像と若者がイメージする人材像との間には認識のずれがあり、職場で求められる能力を具体的に指し示す「共通言語」として 社会人基礎力という尺度が生まれました。経経済産業省の「企業の『求める人材像』調査2007」によると、 9割を超える企業が、新卒社員の採用プロセスや入社後の人材育成において社会人基礎力を重視しています。