時間管理のマトリックス
~タバコ休憩は第何領域?~

ジェイックが提供している「7つの習慣®」研修では、 第3の習慣を学ぶ中で、
自分たちの日常生活を時間管理のマトリックス®に分類する
というグループワークを行います。
時間管理のマトリックス®というのは、
簡単に説明すると、X軸:緊急、Y軸:重要を2軸を作り、
第1領域 重要×緊急
第2領域 重要×緊急でない
第3領域 重要でない×緊急
第4領域 重要でない×緊急でない
の4象限に「やること」を分けるツールです。
社会人で時間管理を習ったことがある方であれば、
時間管理のマトリックス®自体は、
「知っている」
「見たことがある」
と思いますが、前回のコラムで書いた通り、
実際に自分の日常生活を当てはめてみると・・・
「ドキッ」とします。
さらにこれをグループでやると、
例えば、
Aさんにとっては「営業会議」は第1領域だけど、
Bさんにとっては「営業会議」は第3領域。
なんてことも出てきます。
会議を主催することが多いマネージャー、管理職としては、
「自分がコーディネートしている会議が、
部下にとって第何領域なのか?」
と考えるとドキドキしますね。
さて、そのグループワークの中で生まれた名言。。。
「1本目のタバコは第2領域ですが、
2本目以降のタバコは第4領域です。」
ここまで明確に分類されると気持ちいいですね。
そして、きっとこう分類できると、
この方は
2本目のタバコ
に手を伸ばすことが減るんじゃないでしょうか。
この分類、他にもいろいろ当てはまりそうです。
「1杯目のビールは第2領域ですが・・・」
「15分の昼寝は・・・」
「1つめのおやつは・・・」
「週末、8時までの二度寝は・・・」
最初は第2領域、でもズルズルやると、第4領域。
自分の場合、どんな活動でしょうか?
そして「境目」がどこか、自覚できているでしょうか?