第4の習慣、Win-Winを考える(R)

こんにちは。
「7つの習慣®」東日本インストラクターの石田です。
7月23日、24日にジェイック主催
「7つの習慣®2日間研修オープンコース」を実施しました。
参加者は、13社28名の方々でした。
ご参加、誠にありがとうございます。
経営者の方、役員の方から、現場のマネージャー、
若手の参加者まで幅広い方々に参加していただきました。
参加意欲の高い方が多い印象で、
セミナーの休憩中、質問がとても多かったのが印象でした。
セミナー中の出来事で、印象の深かったところを
ご紹介させていただきます。
第4の習慣、Win-Winを考える®、のコマの中で、
シナリオを読んで、この両者の関係は
Win-Win
Win-Lose
Lose-Win
Lose-Lose
のどれに当てはまるのか、 というペアワークがあります。
(ネタバレになるのと、ライセンスで守られているので
問題文自体の公表ができなくて残念なのですが・・・笑)
あるシナリオで、28名中27名が、
4つのパラダイム®の中で、正解は、
Lose-Win
と答えた中で、一人だけ、勇気をもって手を挙げ、
「違います。私はWin-Winだと思います。」
と答えていただきました。
「なぜそう思ったのですか?」
と尋ねると、
「だって、この登場人物の本人に聴いてみないとわからないですよね。
実際に、この人はこの問題文の中では相手に
『恋心』を抱いている可能性が高そうですよ。
だから、この人にとっての『Win』は『聞いてみないとわかりません』けど、
望む結果が手に入っていると思います」
とのこと。
他の参加者からは
「おーー」
「面白い!!」
という歓声が挙がっていました。
そうなんです。
この参加者の方の発言できっかけで、
参加者皆さんへの気づきにつながりました。
本当のWinというのは
「本人に聴いてみないとわからないんですね」
では、あなたの周りの方に、
「あなたのWinってなーに?」
と聞いていますか?
相手のWin(望む結果)を聴くことを
7つの習慣®では、「思いやり」と言っています。
この一連の流れの中で思ったことがひとつあります。
教材としてテキストはありますが、
一番の教材は『参加者同士』なんですよね。
参加意欲が高く、
お互いに気づきを促せる関係が
すぐにできてしまうのが
「オープンコース」の良い所ですね。
私も参加者の方からの意見で気づきをいただくことが とても多いです。
まさに、
「教」育とは
「共」育
ですね。
社内の「集合研修」にしようか、
「オープンコース」に2,3人ずつ派遣させようか、
迷っているとすれば、どちらにもいいところがありますので
お気軽にご相談くださいね。