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年上の部下との付き合い方は?
年下上司の部下の指導方法

近年、年功序列型の賃金体系を見直す企業が増加しており、年齢とともに給与が上がる制度から、実績が 重視される制度へとシフトしようとする流れが加速化しています。 実力本位の人事制度を導入した場合、必然的に「年下の上司」「年上の部下」という関係が生じますが、 上司も部下もあくまで職務上の位置づけであるため、年齢に関係なく自分の役割をしっかりとこなせば問 題ありません。しかし、年齢に差があれば、お互い意識してしまうことも少ないでしょう。 今回は、年上の部下を持った場合どのように付き合っていくべきか、効果的な年上部下の指導方法はどの ようなものかをご紹介します。

◆【1】部下の経験を考慮して業務を任せる


若くして上司になった方は、能力を評価されて今のポジションに就いていることと思います。しかし、年上の部下はさまざまな経験を積んできている人材です。多くの部署を経験しているため社内事情に詳しく、人間関係を構築するコツなどもつかんでいます。 頭を悩ませるのは業務指示の仕方ではないでしょうか。業務指示をきちんと聞いてくれるどうかを不安に感じるもいるでしょう。

業務指示をするときのポイントは、その人が持っている経験を参考にして、なるべくこれまでの経験を生かせるポジションに配置することです。年上の部下も、自分の経験とまったく関係のない、新入社員がやるような業務を任されたのでは、モチベーションが落ちてしまいます。 一方、自分のスキルを最大限に生かせる仕事であれば、やる気が出てきます。年長者を立てるためにも、部下の経験を考慮した上で業務を任せることをおすすめします。

部下の能力を引き出すことは、上司の役割の1つです。どのように部下を配置すれば本人の能力を引き出し、部署全体の生産性を上げられるか考えましょう。 適材適所に配置した後、部下が実力を発揮しやすいようにフォローすることも大切です。最初の配置と役割分担がうまくいけば、部下はストレスを感じることなく業務に取り組むことができ、上司と部下の関係も良好に保てます。

◆【2】部下のスキルや能力を認め、相談に乗ってもらう


部下の持っているスキルや知識、能力などを認めることも、関係を良好にするための秘訣です。上司に求められることは部下のパフォーマンスを最大化することであり、年上の部下が持っている能力に引け目を感じる必要はありません。上司として考えるべき点は、部下の能力をどのように活用するかです。 部下がある特定の分野に精通しているのであれば、教育係として部内で活躍してもらうことも1つの方法です。また、自分よりも部下の方が知識を持っているのであれば、積極的に教えを請いましょう。

「上司だから何でも知っていなければならない」というわけではありません。誰でも得意分野と苦手分野があります。スキルや能力を持つ部下からアドバイスをもらったり、他のメンバーの指導役になってもらったりして、部署の生産性向上や業務の効率化につなげましょう。 年上の部下も、これまでの経験からさまざまな改善案を持っているかもしれません。上司、部下という役割にとらわれず、年長者に相談するつもりでコミュニケーションをとってみると、思いがけないアドバイスをもらえるでしょう。

◆おわりに


部下が年上だと萎縮したり、反対に威圧的になったりする上司もいるかもしれません。しかし、心理的、感 情的な要素にこだわっていると、上司としての役目を果たすことはできません。年齢的な差を気にする前に、率直にコミュニケーションをとり、どのようにすれば相手の蓄積してきたスキルを部署の業務効率化や生産 性アップにつなげられるかを考えることが大切です。