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OJT教育はスケジュール立てが肝心!OJT計画書の作成ポイント

OJT教育のスケジュール立て

OJT(On-the-Job-Training)教育とは、職場での教育による人材育成を指します。部下の成長のスピードを左右するOJT教育は、初めのスケジュール立てが肝心です。今回は新入社員を貴重な戦力に成長させるための、OJT計画書の作成ポイントについてご紹介します。

OJT計画書がOJT教育に必要な理由

OJT教育に必要な理由

OJT計画書は、「新入社員教育計画書」「育成計画書」とも呼ばれ、その名の通り新入社員教育の方針に沿って作成した育成計画書のことです。OJT教育のために計画書を必要とする理由の1つとして、管理のしやすさが挙げられます。

OJT教育には、時間的にも金銭的にも多大なコストがかかります。OJT教育では新入社員だけでなく、トレーナーとなる上司や先輩社員も巻き込んで教育が行われます。質の高いOJT教育の実現や進捗状況の把握のためには、OJT計画書の作成は必須です。

OJT計画書の作成ポイント

OJT計画書の作成ポイント

OJT計画書を作成する場合は、どのようなポイントを押さえるべきでしょうか。OJT計画書の主な作成ポイントは以下の3つです。

【ポイント1】OJT教育初日に教える内容は詳細に記載する

OJT教育初日に教える内容は計画書に詳細に記載してください。現場に配属されてOJT教育を受ける新入社員は、職場での人間関係や仕事の適性に関する不安を抱えています。

OJT教育初日は社員の自己紹介、業務内容や出退勤のルールの説明を丁寧に行い、会社の大切な一員であるという意識を持たせることが重要です。導入教育の内容と一部重複する可能性もありますが、新入社員が十分に理解していない場合も考えられるため、重要事項は改めて説明してください。

OJT教育初日に伝え忘れた事項がある場合、新入社員に不安を増大させてしまいます。OJT計画書に抜けや漏れがないことを確認してください。

【ポイント2】OJT計画書に現場の声を取り入れる

OJTリーダーが新入社員の指導に当たり、二人の上司がOJT計画書を作成するケースも少なくありません。OJT計画書の作成者が現場を離れている期間が長期にわたる場合、現場の声を取り入れることが大切です。OJT計画書に現場の声を反映させ、実際の業務に必要な知識やスキルを身に付けられるOJT教育にしましょう。

また、新入社員の理解度によって、OJT教育の進捗速度は変化します。「いつまでに、誰が、何を教えるか」を記載するだけでなく、指導項目に優先順位を付けてください。

【ポイント3】人事や経営の視点を盛り込む

将来の幹部候補を選抜し、特別な教育を行う企業も少なくありませんが、幹部候補育成は入社後の導入教育やOJTから始まっています。OJT計画書には、新入社員の身近にいる現場の社員や管理職の声だけでなく、人事部やさらに上位の役員の視点も盛り込みましょう。

現場社員からヒアリングを実施することにより、新入社員が身に付けるべき知識やスキルを洗い出すことができますが、組織の長期的な成長のためには、新入社員に社会人としての心構えやマインドセット(物事に対する考え方)を学ばせることも忘れてはなりません。

おわりに

今回は、企業の将来を担う新入社員のOJT教育に欠かせない、OJT計画書を作成する際のポイントをご紹介しました。OJT教育が必ずしも計画通りに進むとは限りませんが、無計画では場当たり的な指導になり、高い教育効果は得られません。OJT教育の進捗確認やOJT教育終了後の効果測定のためにも、しっかりとしたOJT計画書を作りましょう。

「魚心あれば水心(相手が好意を示せば、自分も相手に好意を持つ)」ということわざがあります。「新入社員を早く一人前に育てよう」という会社の真剣さは、新入社員に伝わるものです。OJTは成り行き任せではなく、事前にスケジュールを立てることをおすすめします。